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ShorTrip
「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。

 第14回 2008年8月「SL乗れるだけ乗るツアー(第3日目・SLもおか〜真岡鉄道)」1日目にもどる >2日目にもどる



真岡鉄道 真岡駅にて

8時4分。小雨の降る宇都宮を出発。

まず目指すは、JR水戸線の下館。東北本線を上野方面へ。
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2 途中、小金井で時間待ち。
隣のホームから追い越すブルートレイン「北斗星」

ブルートレインもいまや希少な存在になってしまいましたね。
小山でJR水戸線に乗り換え、20分ほど乗って下館に到着。

一旦駅を出たが、休めそうなところがない・・・。
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4 とりあえずホームで待つことにした。

雨降っているせいか、少し肌寒い。

待つこと15分くらいか。遠くにディーゼル機関車が見える。
これが、今日のターゲット、C12 66号機の牽く、「SLもおか」だ。
地元のパンフレットには、「ポッポちゃん」という愛称がつけられて
いた。
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6 列車待ちのため、いったん隣の引き込み線に待避する。

列車全体を撮ることのできる数少ないチャンス!

C12はご覧のとおり蒸気機関車の中でもかなり小型だが、
今はわたらせ渓谷鉄道となった旧足尾線では重連でも
活躍していたそうです。
出発前の一こまから。

ホームに入ってきたSLを前に敬礼をする子供達。聞くと、
1日車掌をつとめるという。

後ろにいる「寅さん」風のおじさんは、ボランティアの方だそうです。
本物の「フーテンの寅さん」よろしく、車内でオモチャを
啖呵切って売ってました。
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8 「SLもおか」用の客車は、カラーリングこそ昔風だが、
比較的新しいようだ。
席の一部に吊革が付いていたり、ドアが自動だったり、
なんとなく、通勤列車みたいな客車だと思った。
10時37分。下館駅を出発。

水戸線と別れ、列車は茂木を目指します。

沿線の両脇は、だだっ広い畑が続きます。
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<おまけEpisode その4>
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「切符を拝見します」「ご乗車ありがとうございます」
先ほどのちびっ子車掌たちだ。
持っていた切符を渡し、鋏のかわりに日付印を押してくれたり、
地元観光案内のパンフレットを配っていた。
出発から20分後、真岡に到着。
フーテンの寅さんは、この駅で下車したが、代わりにツアーの
団体さんがどどっと入ってきて車内はたちまち満員電車状態・・・!

この駅の特徴は駅そのものなんですが、それはまた後ほど。
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12 真岡鉄道は単線のため、対向列車の待ち合わせをよく行う。
<おまけEpisode その5>
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ぼくの前の席に座っていた坊や。2〜3歳くらいだろうか。
背もたれの後ろから顔を出したり引っ込めたり
何かその仕草があまりに可愛らしいので、ついつい撮った1枚。

ところで目をケガしているようだが、どうしたのだろう?
14 いよいよ終点、茂木駅を目の前に、突然開けた場所に、
たくさんの人がSLに手を振っている!
終点、茂木に到着。
3日間にわたるSL乗車も、これにて終了。

一旦改札をでて、折り返しの普通列車を待ちます。
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16 SLのほうは、給水と、折り返しの準備をすすめていました。
復路はこのディーゼルカーに乗車。

チェックの柄がなかなかユーモラスだが、もしかして、近くにある、
「ツインリングもてぎ」を意識してのことだろうか?
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18 しかしこの列車速い速い。時速100km/h近くは出ていたと思うが。

20分ほどで真岡に到着。

しかしこの駅舎、何かに見えませんか?
裏に回って見てみると・・・一目瞭然、説明不要ですな。
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20 駅のはずれに、展示場線なるものがあり、鍵も開いていて
入れそうだったので、入ってみた。
車庫の中にはもう1台のSL。こちらはC11。

SL運転は、真岡鉄道では基本的に土・日がメインで、C12とC11が
交代で運用しているようです。
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22 懐かしい国鉄のディーゼル機関車やディーゼルカーが!
ちょっと錆びているようだけど、そこそこ状態がよい。

少し手を入れたら走るんじゃないだろうか?
反対側にももう1両。

国鉄の頃は真岡線と呼ばれていたころはこのディーゼルカーや
SLが走っていたんだ、と思わせるものです。
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24 せっかくなので、新旧のディーゼルカーの並び写真。
再度普通列車に乗車し、出発点の下館へ。

この区間では、ぼくは最後尾に陣取っていたが、気が付くと周囲は、
部活帰りと思われる子高生に囲まれていた。

時間帯にもよるのだろうが、この鉄道、中高生の利用が非常に多い
ように感じた。だからこそこの路線、この鉄道が生き残っているのかも
しれない。
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26 下館に到着。
SL乗車を目的とした今回の旅も、文字通りここが終着駅です。

あとは適当なルートで帰りました。


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