・・・現在、こんなことに熱中しております。
筆者の所有するNゲージのコレクション、及びレイアウト製作記なんかを取り上げたていきたいと思ってます。
Episode.1 とにかく作ってみたい!〜JAM出展までのドキュメント〜
話は去年(第3回)のJAMコンベンションまでさかのぼる。
東京ビッグサイトでみた路面モジュール群に圧倒される。
こういうのを作ってみたい、作ったら楽しいだろうなぁ。という思いが膨らむ。
しかしそれから時は流れ、あっという間に今年・・・
5月某日
「T-TRAK Network」による路面モジュールに参加したいと決意。
雑誌「RailwayModel Magazine」経由で申し込む。エントリー締め切り2日前のことだ。
とりあえず複線、直線モジュール、都会風で行こうと勝手に決める。
担当者のアドレスが間違ってないか、かなり不安。
その後買った「RMM」誌上で、エントリー延長と書いてあった。
6月某日
返事は一向に返ってこない。少々不安になる。
6月29日
浜松町で行われた「JWMA」を見に行く。
モジュール用のパネル(プラッツ&1点ずつ)を買う。
ついでに「Bトレインショーティ」の4両セットまで買う。
「T-TRAK〜」のブースに行く。会場にいたM氏(T-TRAKでは超有名な方)に、おそるおそる話しかけた。
「実はぼくも今度のJAMに参加するんですが返事がなんにも来ないんです。大丈夫ですかね?」
「いや、いつもギリギリになってようやく(案内が)くるんですよ。」ぼくは少し安心した。
「で、どんなテーマ考えてるの」適当にぼくは答える。「自宅が横浜なもんで、横浜らしいものを・・・」
「いいねぇ、横浜、いいねぇ、期待しとるよ」
いい気分で後にしたが、これでいい加減なことはできなくなるな、とも感じた。テーマ再考も検討する。
7月中旬
JAMより大きな封筒が届く。
中身は、出展者用キット申し込みと振り込み用紙、あと大量のパンフレットだった。
内容を読んで驚いた。おい、締め切りまであと3日しかないじゃん!!
その翌日、あわてて郵便局で振り込みをする。そして、その日のうちにキット申し込み用紙をFaxする。
7月下旬
2つのテーマをこんな風に決めた。
(A)東横線東白楽駅風(横浜市電)
(B)世田谷線宮の坂〜山下間風
実際に現地に赴き、イメージを確認するため何枚か撮影する。
(A)のイメージ(現地写真)
(B)のイメージ(現地写真)
(A)は当初桜○町駅前にしようかと考えたが、面白くなさそうなので変更した。
7月某日
会社は電力調整の関係で3連休+2連休となる。
とりあえずこの間に基礎部分だけでも作っておこう。
ということで、大体の配置を決める(下写真)。
(A) (B)
(A)は高架駅を半分カットし、パネルに収まるようにした。
このあと上のホーム部分(取り外し可)を仕上げる作業に入る。
(B)はこのあとスチレンボードとt=0.3のプラ板をはり道路を造る。
いよいよ8月。コンベンションまであと20日あまり。
8月某日
商店キットを塗装する。(B)の角店は酒屋さんに、そのとなりは床屋さんにする以外は、
全くのオリジナルにする(→何にも決めてなかった)。
(A)で使う角店(写真では見えないところにある)は、実際は書店があるけど、面白くないので、
いま流行の行列のできる家系ラーメン店にしようかと思う。
(B)はようやく道路ができ、乾かないうちに線路にバラストを撒く。
8月某日
商店と住宅を大体完成させる。細い部分の塗装はやっぱりヘタだ。
(B)に線路柵と塀を付ける、雰囲気が一気に街らしく変わるのを実感。
ただここに来て肝心の踏切がほとんど手つかずの状態。
8月某日
JAM事務局から参加キットが届いた。
8月某日
雨の日が続き、なかなか塗料が乾かない。
おまけに線路のバラストも乾かない。指で触るとぐじゃぐじゃ崩れる。
雨で乾かない、と言うのも原因の一つであるが、やっぱり木工ボンドが水に十分溶けないうちに
ボンド水溶液をまぶしたからだなぁ・・・。
8月某日
(B)に電柱、標識、踏切を取り付ける。さらに、線路柵に絡む植物を表現するためにコースターフ(緑)
を使う。これは結構使えるな。
踏み板はTOMIXのTCS自動踏切セットからレールとの接着面をを少し削り、貼り付ける。
一方(A)の角店は、ラーメン屋にしようと言う案から先、全く考えていなかった。
その時「キロポスト」最新号にてこだわりのラーメン屋と言う記事を見て「これだ」と思い、ワープロ
ソフトから木目調の模様をいっぱい印刷する。それを角店の壁という壁にひたすら貼り付ける。
そんなこんなで、気が付けばあっという間に出展直前・・・
(A) (B)
・・・何とか形になったー。
周りがごちゃごちゃしているのは、ただ単に片付けていないだけ(^^;>
前日:走行の最終チェック
MODEMOの車両は全部OKだったが、ここに来て問題発生!
(B)の右側の踏切で、Bトレインがどうしても引っかかる。
原因はバラストの盛りすぎで、台車枠が浮き上がって通電しなくなって止まってしまうことが判明。
(分かってくれる人は少ないだろうな〜)
仕方ないのでバラストを少し削る。白くなってしまった部分は今更直せない。
そして、国際鉄道模型コンベンションへ出展へとつづく・・・。→エピソード2へ