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ShorTrip
「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。

 第4回 2004年2月1日 「横浜高速みなとみらい線開通」
※今回は相当長いデス。

2004年2月1日、横浜高速みなとみらい線が開業。構想から実に23年、横浜臨海地区に新たな鉄道が誕生。
この日の様子をドキュメンタリー風にいつもの調子でお伝えしたいと思います。
出発は東横線とのターミナルステーション「横浜」

開業初日とあって、ものすごい混雑。
ホーム端にはやっぱりデジカメやカメラ付きケータイ持った人、人、ひと・・・。
電車が滑り込む
今日はホームの端に警備員さんがホームを監視していました。

「電車が到着しますので黄色い線まで下がって下さい」
新車が到着、やっぱり着くやいなやフラッシュの嵐(^^;>

このサイドビューが良いんですよ。
最初の駅は「新高島」
ここで偶然にも新車同士が見事に揃い踏み

新高島だけはご覧のとおり対向式ホームなので、鉄道写真家たちの新しい撮影ポイントになりそう!?
ただし各駅停車だけしか止まらず、急行・特急は通過・・・。
地上へ出てみました。

まだ整備中なので何もありません。
そのまま次の駅までウォーキング。

新高島からはショッピング街「ジャックモール」が近いです。
そのまま歩くとクイーンズスクエアの建物が見えて参ります。
その手前にぽつんとある地下鉄の入り口。
「みなとみらい」駅です。

地下のコンコースは巨大潜水艦の中にいるよう!
おまけに屋根にはプロジェクタによりインフォメーションを流したりします。
「みなとみらい」駅は東横特急も停車します。
急行は、ここから各駅に止まります。
上りの特急渋谷行き。車両は古参の東急8000形。
登場から30年以上、まさかみなとみらいを走ることになろうとは・・・。
お次は「馬車道」駅です。
ホームから駅からレンガ壁で、とてもハイカラ(死語)。付近に明治時代の建物がたくさん残っているからなんでしょうか・・・。この位置にあった銀行で実際に使われていた道具を駅のモニュメントとして飾られています。

(デジカメ画像を自動修正したら色がヘンになっちゃった〜(^^; )
で、馬車道に来てみました。

駅開業を祝してお祭りやってまして、露店でにぎわっていました。
馬車道にある、神奈川県立歴史博物館。
もともとは銀行として使用されていたものを、博物館に転用。屋上のドームが非常に特徴的。

で、きょうは入館無料だということなので、さっそく入ってみることに。
その屋上に上がってみた。ドームの中も入れた。
ドームの屋根の八角形の角にいる魚は、ドルフィン(イルカ)なんだとか。
で、再び駅に戻る。
今日はこのコンコースでストリートライブをやっていた。女の子4人組のクラシック演奏。
お次は、「日本大通り」

県庁・大さん橋へはここからが便利です。

みなとみらい線のホーム壁とかが、駅ごとに特徴あって、降り間違いが少ないように思う。
駅の建物に隣接して、博物館が開設。というより、元からあった建物を博物館に転用し、その地下に駅を開設した、という方が正しいのでしょうか・・・。
大通りにある「神奈川県庁」。
松沢知事は今日はこの中にいるんでしょうか・・・。

ちなみに松沢知事は管理人が小学生で、駅前で毎朝演説をしていた無名の頃から知っています。たしかラガーマンの格好して、町中を走り回っていました(^^;。
次は終点「元町・中華街」

山下公園へはここから便利デス・・・。
壁画は、横濱はじめて物語をイメージしているとか・・・。
電車が遅れて到着したためか、到着と同時にまたもやフラッシュの嵐!

この日のダイヤはもうこの時間(14:45)あたりから滅茶苦茶になったらしい。
元町側の地上に出る。

ホームが地下4階とか5階とかにある関係で、エスカレータ、エレベータを使って行くんだけど、結構時間がかかる。これはもう仕方のないことと思ってあきらめるしかないのか!?
で、当然行きました。中華街。

ここで肉まん買って遅いけど昼食に。

もう大混雑!
「2,3分でデキマスヨ」といいつつ15分も待たされた
「肉まん」。

ふかしたてなので、ハフハフいいながら食した。
上の駅からほど近いところにある、ショッピングセンター「元町プラザ」。

何やらイベントがやっていたけど、人垣でほとんど見えず・・・。
今日はお巡りさんも大挙出動。

ご苦労様です。
少し足を延ばして、行ってみました。「港の見える丘公園」。

その途中にこんな石碑が・・・。
「クリーニング業発祥の地」
港の見える丘公園から、ベイブリッジを臨む。
港の見える丘公園から、山下公園を臨む。

木に隠れるようにわずかに見える山下公園の「氷川丸」。で、奥が「大さん橋」。
再び「元町・中華街」へ戻る。

折り返し特急、渋谷行き。そこにアナウンスが・・・・。
「本日に限り、特急は日本大通りと馬車道にも停車します」

どういうことかと駅の方に尋ねたところ、こんな答えが・・・。
「今日は予想以上にお客さんが多いので、3時以降、新高島以外の駅について特急を止めることにしたんですよ」
その時、反対側ホームに列車が到着。

横浜高速の新車が到着。一斉にお客は振り向く。

「大変危険ですので電車から離れて下さ〜い」
到着と同時にフラッシュ・フラッシュ・フラッシュ。
ここまで来るともうスターの追っかけだね(ひとのことは言えませんが・・・。)

そうこうしているうちにすぐに発車。あわてて乗り込む。
新高島まで乗車。

お目当ての車両にはヘッドマークが付いていた。
なるほど、これをみんなとってたわけね〜。
ここからは番外編です (場合によってはこちらがメインになりうることも・・・。)
今までの華やかさとは一転。廃止になった高島町へ行ってみると・・・。

思った以上に寂しい。

隣のJR根岸線の電車は、何事もなく通過していきます・・・。
「東京急行 高島町駅」の看板が見事に剥がされていた。剥がした跡が黒く残っていてよけいに寂しい。
改札前で鉄板にふさがれて、先に行けなくなっていました。
併設していたそば屋さんも、路線廃止とともに閉店・・・。
新聞にも載っていましたが、ご主人、本当にお疲れさまでした。

to be continued・・・

参考文献「みなとみらい線開通記念 横浜地下鉄物語−それは路面電車からはじまった・・・」
      (横浜都市発展記念館・横浜開港資料館 編)

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