「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。
第16回 2009年7月「都心に一番近いSL〜パレオエクスプレス乗車記」
今回のスタート地点はここ、西武秩父線の西武秩父駅です。 家を出てからここまで3時間半もかけてきたのですが その顛末は既にブログにて報告済みなのでここでは割愛! |
1 |
2 | かつて走っていた「レッドアロー」が出迎えてくれました。 |
この時点で時刻は11:30。 少し早いですが、腹ごしらえをしなけりゃ。 秩父は蕎麦が有名とのことなので、当然ソバを注文。 あとマイタケも有名なので舞茸御飯を追加。 |
3 |
4 | 腹ごしらえのあと、いよいよ目的の秩父鉄道へ。 駅から歩いて5分程度のところにある「御花畑(芝桜)」駅。 ちなみに「秩父」駅はここからさらに数百メートルほど先に あります。 |
まずはこの電車で始発駅の三峰口を目指します。 元JR(国鉄)101系の1000型。しかもオレンジのリバイバルカラー バージョン(→中央線のイメージ・・・!) SLで有名なこの鉄道ですが、関東でいわゆる「国電」に乗れる 最後の砦でもあるわけです。 先頭のクモハに乗り、懐かしいモータ音や揺れを久々に体感。 |
5 |
6 | 三峰口に到着。 隣に元東急車である7000形がいました。 さらにその隅に少しだけ写っているのは元都営6000の 5000形。これはすぐ発車してしまいしましたが。 |
SLの到着までまだ時間があるので、駅の裏手にある 鉄道公園で少し時間つぶしでも。 |
7 |
8 | ここにはかつて秩父鉄道で活躍した電車、機関車、貨車が 一同に保管されている。 |
状態はともあれ、貨車も中に入れるようになっていたのは なかなかよい。 |
9 |
10 | 12:45 目的のSL「パレオエクスプレス」が熊谷から到着。 今回はこの列車の復路に乗車します。 |
前方に回ると、機関車は既に切り離され、 整備を受けていた。 それまで物音らしい音もなく。ウグイスの鳴き声がこだまする ようなこの駅構内が急に騒がしくなってきた。 |
11 |
12 | 整備を終えた機関車は、転車台まで移動し、そこで くるっと反転します。 駅構内でのメインイベントではありますが、今回は ちょっと遠くからの撮影。 |
あらためて、駅舎を撮影する。 関東の駅百選に選ばれただけあって、落ち着いた佇まい。 |
13 |
14 | 機関車の付け替えも終わり、いよいよ乗車開始。 隣には1000形リバイバルカラー車(カナリヤ)が・・・! ホントどこか昔の国鉄の駅と見間違えても不思議はない!? |
14時3分 三峰口出発。 列車は急勾配をそろりそろりと擦るようにゆっくりゆっくり 下っていきます。 ※車窓からの写真が撮れなかったので機関車の顔アップを サービスいたしますm(_ _)m |
15 |
16 | 車内には、こども達によるSLと7000形のぬりえ作品が たくさん展示されていました。 |
秩父を出ると、大きな構内に出てきます・・・セメント工場です。 秩父といえばセメント。そのターミナルがここです。 |
17 |
18 | 荒川を渡ります。 長瀞の荒川ライン下りは、いつか行ってみたいものです。 |
長瀞(ながとろ)駅に到着。 ここで乗客の多くが入れ替わります。 約10分程度停車しますが、この時間帯はまさにSLとの 記念写真ラッシュ。ホームの上から駅の外からパシャ、とか ピロ〜ンという音が響く。 |
19 |
20 | SLの停車中に各駅停車が追い抜いていく。 こちらも1000形のリバイバルカラーであるが、かつての 秩父鉄道のカラーになっている(8.の写真と比較してみよう) |
長瀞を出発。しばらくは道路と併走します。 朝方、雨も心配されていましたが、この時間帯は見事に晴天。 暑いくらいでした。 客車は空調が効いていますが、せっかくなら窓を開けて、 外の空気やSLの煙のニオイを味わうのもいいでしょう。 |
21 |
22 | 寄居に到着。奥のホームはJR八高線です。 ディーゼルカーとの併走またはすれ違いを期待していたの だが、来なかった・・・残念! |
武川では、ご覧のとおり機関車の大群!!! 貨物好きにはたまらないだろう。 |
23 |
24 | 新幹線の高架橋が見えてきたら、終点熊谷はもうすぐです。 |
熊谷に到着。 ここまで牽引してきたプレーリーことC58に感謝です。 |
25 |
26 | このあと、車庫まで回送。 後ろには、同じくパレオ客車と同じカラーリングの電機が 連結された。列車はこのまま機関車に牽引されて熊谷を あとにしました。 |