「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。
第13回 「2008年6月 KouChan、蒸機に目覚める〜大井川鐵道〜」
本編としては約2年ぶりの「ShorTrip」です。 最近BS放送で見たSL特集の番組を観て以来、どこでもいいから 動いているSLを見たいという思いで、仕事も手に付かなくなり・・・ (ヲイ!) というわけで、県内で走っているここ、大井川鐵道の始発駅 金谷にやってきました。 |
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SL見られればいい、しかしいざ着いてみると、やっぱり乗って みたいという気持ちも徐々に湧きはじめ・・・。 発車案内をみて乗車可能とわかるや否や、切符を買ったのは いうまでもない。 |
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SLを見に行くために、一つ先の新金谷までまずは普通に乗車。 乗ってきたのは、元南海ズームカー。 ホーム上はぼくひとり。大丈夫なのかね?と頭の片隅に思いつつも、 停泊中の客車や電車をバシバシ撮りまくる。 |
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SLを観光の目玉にしている鉄道だけあって、もちろん客車も 旧型!SL見えなくても早くもぼくの心はヒートアップ! |
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で、今回の主役は悠然と(?)給水中のご様子。 | |
今回乗車する列車の入れ換えの様子。 後ろで押しているのは・・・? |
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電気機関車 E10の1号機! どうやら金谷まではこの機関車が先頭に立つようだ。 そのとき、「ボーーーーー!」という汽笛が・・・。 振り返ると・・・ |
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いつのまにか、本日の主役、蒸気機関車「C11 190」が あんなところに! |
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スイッチバックしたC11は、ゆっくりと列車の最後尾に連結。 蒸気機関車は間近で見ると、動いていると言うよりは、 「生きている!」 という表現がぴったりのように思う。 このあたりから、乗務する人や整備士さんたちが 慌ただしく動き回ります。 |
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一度金谷まで行った列車が再び新金谷まで戻ってきた。 客車のドアは手動!昔はこれが当たり前なのはわかってるん だけど、目の当たりにするとやっぱり感動する。 |
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室内の様子。 空調なし、床も窓サッシも木製。固そうだけど意外とフカフカしていた 座席シート。背中は少し痛かったけど・・・。 |
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発車直後のようす 実はこのときこそ、人生初となるSL乗車、その一番最初の 瞬間だったのです。 |
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列車はゆっくり、ゆっくりと走る。 前方に見える黒煙は、紛れもなくSL(C11)のもの。 この手の写真では、窓を大きく開けて顔を乗り出して撮影しています。 結構簡単にできるのですが、ここは電車も走っていまして、 気をつけないと木製の架線柱にゴツン!となりそうなので、 ヒヤヒヤします。 |
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静岡らしい、お茶畑を走行中。 乗っていて不思議に思うのは、線路沿いの人みんな、 SLに手を振っていること! これは新幹線とか普通の電車ではなかなか見られないんじゃ ないかな。 |
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1回目の大井川を越えると、川根温泉です。 | |
観光を目的としたSLのためか、列車内限定のグッズというのも あるようでして。 駅弁とか、SLの玩具とか、小冊子とか・・・。 その中で、今回はこの「SLもなか」を買いました。 中のあんこは川根茶風味でした。 |
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見づらいかもしれませんが、服にこびりついた黒い点々・・・。 これ、石炭の燃えがらです。 SLのフィルムで、トンネル入ったときに窓を開けていると 室内に煙が入り込んで、乗客が慌てて窓を閉めたり、煙にむせる、 というシーンがありますが、今のSLは煙の出にくい石炭を 使っているので、トンネル入って窓を開けててもさほど煙たく ならない。石炭独特の匂いも旅の気分を高揚させてくれる。 でも目は少し痛かったなぁ |
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2回目の大井川越え。 トンネルをくぐると、終点千頭はもうすぐです。 |
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終点、千頭に到着。 本日の主役、C11のまわりはたちまち乗客達でにぎわいます。 前面に乗ったり、機関室に乗ったり・・・。 ぼくは機関室に乗ったり、まではできませんでした。 |
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千頭から先は、井川線という日本唯一のアプト式列車が 走っているのですが、今回の目的はあくまでSLなので、 今回はパス。 しかしいつかは時間作って乗ってみたいですね。 |
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千頭駅の構内から、入れ換え中のC11を撮影。 蒸気を吹き上げた瞬間なので、画面は真っ白しろに・・・。 でもこのときの自分はもう感動しまくり・・・。 |
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帰りの電車がくるまで、かなり時間があるので、 ちょっと散歩でもと、駅の案内看板を眺める。 とりあえず左上に書いてあった、「両国吊り橋」を目指すことに しました。 |
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歩くこと数十分。ここが「両国吊り橋」 結構狭い。結構長い。 |
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外から吊り橋みるとこんな感じ | |
また同じくらいの時間をかけて千頭駅に戻ってきました。 もうSLの虜と化した自分としては、とにかくサイドを撮りたい、 と思っていたので、ひじょうに良かった1枚。 (2008.7.30補足) |
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ちょっと歩いた橋の上から、きょうの2本目のSL列車が 終点千頭を目指していた。 でもなんだか日本風ではない様子。はたしてこの正体は・・・? |
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駅にもどってあらためてこの機関車を見る。 形態からC56のようだ。あとで調べたら、やはりC56だった。 戦時中にタイに輸出された1両が、その後日本に戻ってきたもので、 現在は出征先(?)のタイ国鉄時代を再現したのだそうだ。 個人的にはオリジナルが好きなんだけどなぁ |
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帰りはこの元京阪に乗って、金谷まで戻る。 朝が早かったためか、車中は殆どウトウトしてました(_ _;。 隣には電気機関車と・・・SL!? |
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気になるSLの正面はこちら! ちょいと見づらいですが、D51の先輩格にあたる 本格国産蒸気機関車、9600型です。 駅に長いこと留置されている様子で、大井川では どのように使われていたのかはわからない。 |
<LINK>
大井川鐵道:http://www.oigawa-railway.co.jp/
to be continued・・・
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