「ShorTrip」とは「Short Trip」を短く言っただけの造語です。
ここではその名の通り「些細な旅」をテーマとしてお届けします。
第1回 2002年12月某日 「江ノ島電鉄」
12月某日、小春日和に誘われるかのように、ここ鎌倉駅にきてしまった。 今年開業100周年の「江ノ電」。1月に「500型」が引退することがHPで発表され、その勇姿を残しておこうというのが目的のひとつだ。 |
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鎌倉駅に到着する「2000型」+「20型」の4両編成。江ノ電は多客時にはこのような4両編成を組む。 (少し暗いな〜(^^;) |
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丁度クリスマスの時期なので、方向幕にもそのイメージが。気づく人は少ない!? | |
鎌倉駅を出発。先頭は「20型」。 この車両は江ノ電100周年記念で平成14年登場した最新鋭車両。 |
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極楽寺には車庫及び車両工場がある。 当初の目的だった「500型」はこの日は車庫で休んでいた。 日を改めて再度チャレンジ!でも引退まで時間がほとんどないぞ!! |
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極楽寺〜稲村ヶ崎間にて。ここには線路と道路の間に柵などはなく、電車は対向する車に注意しながらゆっくり走行する。 車両は「1000型」。江ノ電を近代的イメージへと変えた立て役者 |
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その後ろには「300型」。やはり100周年イベントの一環として昔の色(チョコレート色)に塗装されている。「チョコ電」というネーミングもまたキュ−ト(^^; | |
江ノ電はTVドラマや映画の影響もあるせいか、とにかく人気が高い。この日もカメラを構えるおじさんから小さい子供連れの親子、そして写真のような少年まで、電車に向けてシャッターを切る人をよく見かけた。かくいう中途半端な私ですら、こうしてデジカメ持ってくるほどですから・・・。 稲村ヶ崎駅にて。車内から撮影。 |
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車内より撮影。 このカーブを曲がるとそこには・・・? |
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江ノ島! 乗っている車両は「2000型」なので、前方の眺望はよい。 けど乗務員室の扉に邪魔される(ToT) 道路は国道134号線。今日も渋滞。 そんな中、江ノ電はスイスイ走る。快適〜。 |
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腰越駅で途中下車。写真では分からないが、この駅は実はホームの長さが3両分しかなく、鎌倉寄り1両目はドアが開かない。 ここから次の江ノ島駅までは道路上を走る、江ノ電の花道だ。 |
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腰越駅をでるとすぐに神戸川(ごうどがわ)を渡る。 写真は「300型」。江ノ電の最古参でありながら、冷房装置も付けられ、台車も改良されたので今も現役である。 |
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腰越〜江ノ島間にて。電車が接近すると電光掲示板に「電車」「接近」が交互に表示され、走っていた自動車は左右によけていく。 そんな中を大見得切ってゆっくり現れる江ノ電はまさに千両役者? |
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江ノ島駅にほど近い「龍口寺」。 参拝客や観光客で訪れる人は多い。 |
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その向かいにある有名な和菓子屋「扇屋」。 店の正面にはかつて江ノ電で活躍していた「600型」の正面部分が保存されている。 この車両はもと東急玉川線の「80型」で、同線廃止後の昭和45年〜平成2年頃までここを走っていた。 |
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その扇屋で有名なのがコレ「江ノ電もなか」。 ホントは2〜3個で十分だけど、「売り切れちゃってねぇ〜」と店のおばちゃん。 ということで10個入りを購入(一箱1,200円也)。 「いろんな味があるからね。梅味、ゆず味とか・・・」 で、この「江ノ電もなか」、なかなかおいしかったです(^^;(自宅で撮影) |
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龍口寺、扇屋の間を江ノ電「2000型」が通過。 窓の大きい前面が特長で、通産省のグッドデザイン賞を受賞した車両。 |
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江ノ島駅に向かうレトロ電車「10型」。 姿は昔風なれど、設備や足回りは最新鋭!? ・・・ぎゃ、逆光だぁ〜!! |
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江ノ島駅でのスナップ。 手すり部分に小鳥が!! しかもサンタの衣装ですか! |
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江ノ島駅にて。 ここから終点藤沢までは一直線! |
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この後ろに連結されていた「300型」の運転台。 そういえば、コレをモチーフにしたゲームもあったっけ。 左が加速用のマスコン。右がブレーキハンドルです(運転するときに取り付けます)。 |
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藤沢駅に到着。 藤沢駅はビルの2階にある。電車はその手前の石上駅から高架線を登っていく。 電車は到着するとすぐに次の乗客を乗せ、鎌倉へ向けて出発していった・・・。 |
to be continued・・・
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