オススメ ノ 1 曲

 2003年12月〜2004年4月までに「今週の1曲」として管理人が勝手気ままに紹介した楽曲をまとめました(第1回は1番下です)。
一部CD情報も追記したので、購入時の参考にして下さいませ(^^;
(この中には紹介した曲以外にも名曲がいっぱいありますヨ!)

2005.8.9 一部加筆修正


第15回「「太陽にほえろ!」のテーマ」(大野克夫)

伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の主題曲。一度聴いたら耳から離れないサウンドは、今聴いても、「あぁあのドラマの曲ね」と誰もが思うほど。
 途中のハモンドオルガンのソロは当時よく使われていたようで、レッド・ツェッペリンやディープパープルなども使っている。ジャズテイストで一気に駆け抜けていく曲の展開は、ドラマと同じだ。
 最後にひとつ。TVで使われた曲は時代が移ると、古臭く色褪せてしまう。これは仕方のないことだと思う。今回の「太陽にほえろ!」などはその最たるもので、いまこのようなサウンドは作ろうとしてもおそらく出来ないだろう。それは技術、テクニックよりも当時の空気をいかに感じ取り、表現できるか、ということだ。逆に言えば、曲を聴いただけでその当時の記憶を簡単に呼び覚ませる事の出来る音楽、楽曲の力は凄い、と改めて思うのである。

 from CD「太陽にほえろ!オリジナルサントラ盤(Single)」→タイムスリップグリコで当てたんだから、仕方ないでしょ!?


第14回「春咲小紅」(矢野顕子)

 天才、矢野顕子の大ヒット曲。最近でもこの時期の化粧品のCMでよく聴かれるのでタイトルだけでも曲のイメージはすぐわかるのでは。
非常にPOPな楽曲。素敵な詞は糸井重里氏による。編曲YMOYMO(!)でも判るように、当時のYMOワールドツアーのメンバー(ギターは大村憲司氏)がレコーディングに参加。そのせいだろうか、「ほら春咲小紅 ミニミニ見に来てね〜♪」というメロディをその後YMOでほぼそのまんま使っている楽曲がある(「BGM」収録の「U.T.」)。こう思うのは私だけではないと思う。

 from CD「春咲小紅(Single)」→タイムスリップグリコで当てたんだから、仕方ないでしょ!?


第13回「ガンダーラ」(GODIEGO)

ゴダイゴといえば「銀河鉄道999」「ビューティフル・ネーム」といった、超「売れ線」ロックをヒットさせ続けたバンド。TV,CMに使われた曲は数知れず。
そんな中、今回は「ガンダーラ」。しかし最初に聴いたのはオリジナルでなく、'95年頃ラジオで聴いた「ガンダーラ伝説」だった。たしかラップに乗った軽快な曲だった。

しかし後でベスト版を聴いて、原曲がアコギのシンプルな曲だったので、その影響は大きかった。
英語版を聴いて二度びっくり。オリジナルが気に入ったのはいうまでもない。

 from CD「GODIEGO GREAT BEST VOL.1(Japanese Version)」

<おまけ>英語バージョンはこちらでも聴けます「GOLD GODIEGO NOW&THEN」


第12回「愛のコリーダ」(Quincy Jones)

去年から聴き始めたクインシー・ジョーンズ(ハリソン・フォードはインディ・ジョーンズ。つい脱線)。
ジャズトランペッターとして、また稀代のプロデューサーとして活躍したクインシーの1981年の作品。ディスコ・サウンドを採り入れ大ヒットした曲。踊らずにいられないリズムと、耳に心地いい軽快なメロディがとても素晴らしい。本人も演奏に参加しているんでしょうか?クレジットがないので判りません・・・。

ところで「Ai no Corrida」って英語?日本語?未だにわかんないのですが。

 from CD「The DISCO−the best of dance classics」


第11回「東京ライフ」(KAN)

音楽、特にJ-POPに興味を持ったきっかけは、高校生当時流れていたKAN 「愛は勝つ」だった。ピアノを弾きながら上向いて歌う姿が、当時とても「カッコイイ」と思っていたのだ(今思えばビリー・ジョエルの真似だったのかも・・・)。我ながら恥ずかしい。
そのKANの夜明け前(?)の名曲が「東京ライフ」だ。1週間の日常をつづった独特の歌詞に惹かれ、大人になって社会人になって、一人暮らしなったとき、きっとこんな気分になるのかな・・・。なんて勝手に想像していた。今ではそんな想像したことすら恥ずかしい。
マンガ「ツルモク独身寮」にも紹介されていたので、知っている人は多いかと思ったが、ほとんど知られていない・・・。


 from CD「めずらしい人生」(弾き語りバージョン)


<おまけ>管理人が最初に購入したアルバムでもあります。


第10回「北京ダック」(細野晴臣)

 横浜シリーズ最終回は、細野さんの「北京ダック」。KCF的には当然の帰結か?
中華街に今もある「同發」行われたティン・パン・アレーとしてライブでも演奏してました。今も残っている映像を見ると細野さん、若い若い。なにせYMO結成前(1976年)の話だし・・・。
 その時のメンバーを紹介している限り挙げると、細野晴臣(marimba・Vo),林立夫(Dr),鈴木茂(G),浜口茂外也(Percussion),田中章弘(b),矢野顕子(p),坂本龍一(key)・・・「教授」ではなく、「キーボードの坂本君」と紹介してました(^^;
知っている人にとってはもう感動するメンツ。機会があれば一度見るべし!

 from CD「横浜幻想」(横浜ソング・コンピレーション・アルバム)


第9回 「今目覚めた子供のように」(山口百恵)

往年のアイドル、山口百恵の曲。「外人墓地」「港を見下ろす丘」など、横浜の名所が登場するとともに、今までの自分を捨て、新しく生まれ変わるという内容の歌詞もとてもイイ。
ロック・サウンドも非常にすがすがしいアレンジ。ストリングスは当時の流行なのでしょうか?
しかしそれ以上に歌声が非常にカッコイイ。CDの1曲目に持ってきたのもなるほどと頷ける。

※KCF的には「I came from 横須賀」ですが、「横浜」というテーマからずれるのでこちらにしました。

 from CD「横浜幻想」(横浜ソング・コンピレーション・アルバム)


第8回 「追いかけてヨコハマ」(中島みゆき)

一昨年、紅白に初登場した中島みゆきの曲。桜田淳子のヒット曲をセルフカバー。
歌もいいけどアレンジがなかなか面白い。当時の流行なのか、「ピュン」という音や、伴奏で多用されるいうシンセの使い方が今聴くと逆に新鮮。
あと気になるのは横浜をテーマにした曲はどうしても中華っぽいアレンジなのは、なぜ?
誰か見覚えはありませんか?

桜田淳子バージョンも聴いてみたいと思うのだが・・・(2005.8.9加筆修正)

 from CD「横浜幻想」(横浜ソング・コンピレーション・アルバム)


第7回 「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド)

宇崎竜童なら、憶えちゃいるが〜、他のメンバーだとチト判らねエなぁ。
典型的なロックンロールだって、ここにゃ、たくさんあるからねェ。
ワルイなぁ、この曲はセリフがほとんどなんだゼ。
(あんた、あの曲評論はなんなのさ!)

全く話変わるが,九州に出張に行ったとき先方からこの曲を無理矢理歌わされた(_ _;もぉ酷かった。
 from CD「横浜幻想」(横浜ソング・コンピレーション・アルバム)

<おまけ>タイムスリップグリコ(第2弾)でも当てれば聴くことが出来ます。


第6回 「宝島」(The SQUARE)

 日本のフュージョンといえば、やっぱりスクエアなんだろうね。この曲はまだF1でヒットする曲が出る前の佳曲。
 メロディもワクワクする感じで、本当に見知らぬ島にたどり着いた探検家達が宝探ししているようすが容易に想像できる。耳だけでそのイメージをたやすく表現できるバンドってそんなに多くないと思う。途中のピアノ・ソロは、ジャズ・フュージョンをやっている人にとってまさにお手本となりうるフレーズ。でもぼくにはちょっとハードかも・・・。

from CD「S・P・O・R・T・S」


第5回 「FM」(Steely Dan)

フュージョンというジャンルではじめて聴いたのはTOTOとスティーリー・ダンだった。
スティーリー・ダンとは人名ではなく、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが中心となったユニットで70年代に活躍した。「FM」は上アルバムの1曲目で、しっとりとしたジャズ風な1曲。
 ドラムやっている友人から勧められ、この曲のドラマーが良いんだよ!ともいわれた。ドラマーはTOTOにも在籍したジェフ・ポーカロ。しかし若くして他界しました(_ _;。

from CD「A DECADE OF STEELY DAN(THE BEST OF)」


第4回 「自由」(女子十二楽坊)

 最近のお気に入り、というと大袈裟だが、頻繁にTVやCMで流れるのでそのサウンドはご存じの筈。
もともと中国国内における音楽のエリート達だけあって、その演奏は実に見事(言われなくても分かる、というツッコミはなしよ)。
 こういうジャンルの曲を最近「癒し系」なんて呼んでいるらしいが、どうだろうか?ぼくには非常にエモーショナルな感じの曲だと思うのだが。

from CD「女子十二楽坊 Beautiful Energy」

(2004.1.4)


第3回 「赤鼻のトナカイ」(J.D.Marks)

 
この時期の定番中の定番。いろんな人がカヴァーしているし、幼稚園でも必ず(?)歌うナンバー。
確かはじめて聴いたのはやっぱり幼稚園の頃か?家にソノシート(古い!)があったと思う。
幼い頃聴いた歌はいまも時々口ずさむことがある。いまはキーボードもあるんで弾き語りなんてやったら楽しいだろうな。
(2003.12.17)


第2回 「Wonderful to me」(SKETCH SHOW)

 去年12/8にSKETCH SHOW(高橋幸宏+細野晴臣)のライブが渋谷であった。
自分にとって、お金出して見るライブは実はこれが最初だったりする。
この曲は教授が作曲したものを、SKETCH SHOWの二人がアレンジした。シンプルなコード展開が非常に印象的。これをライブで3人揃って演奏したとき、「YMO」の復活を見たのは管理人ひとりではなかったはず!
ライブの模様は「LIVE&Event REPORT」を参照。

from CD「AUDIO SPONGE」
(2003.12.9)


第1回 「Merry Christmas Mr.Lawrence」(坂本龍一)

第1回がこれじゃな〜。先が思いやられる。
ご存じの方も多いと思いますが、大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲です。
幻想的なサウンドは、当時教授がよく使っていたプロフェット5(シンセサイザー)1台で作ったという佳曲。
そのせいで、映画の印象は半分忘れた。教授の演技はともかく、デビッド・ボウイよりビートたけしの印象が強い。

from CD「UF」
(2003.12.2)


こうやって改めて読み返すと、全然評論になってないナァ、しかも、第1回からネタ切れ気味だしなぁ。
反省!

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